援農ボランティア事業について
都市の農業や農地に対する市民の関心と期待が高まっている中、農家で農作業を手伝ってみたい等、農業に関心を持つ市民を対象に農業の知識と技術を養成し、援農ボランティアとして農家で活躍できる人材を育成しています。 農業ボランティア
援農ボランティアに登録するには
一年間を通して農業研修(講義・実技)を受講し、全講座を修了した方が、援農ボランティアとして登録できます。
農業研修について
野菜・果樹・花卉の栽培の基本的な技術を習得する講義と、圃場での実技を行います。研修は、一ヶ月に1~3回、平日の午後を中心に開催する予定です。
研修は、さいたま市見沼グリーンセンターの圃場および施設で行います。 

さいたま市援農ボランティア事業とは.pdf へのリンク

□ 引用・参照資料(公開目的): 調査研究の用に供するフェア・ユース言論の用に供する論評、公益の用に供する公正な慣行に合致するクリエイティブ・コモンズ表示

□ 文責: 町田正(MACHIDA, Tadashi.)/さいたま市民/平成27年度援農ボランティア研修生/連絡先: メールアドレス


 


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基礎講座  平成27年4月14日(火) 開校式 ・さいたま市の農業、野菜栽培の各論
平成27年4月15日(水) 果樹栽培の基礎、花栽培の基礎
両日とも午前9時から午後4時まで

農業研修/さいたま市 平成27年 援農ボランティア事業農業研修日程表/さいたま市

□ 全24回/修了要件22/24

 

講義(20150414 - 15:オリエンテーション)後記
□ 国民の農業に対する興味関心が高まっており、本市においても援農ボランティア事業に対する関心は年々高まっている。
□ 今回、三倍を超える応募があった。女性の方が多い。
□ サラリーマン等他業種からの転職による就農希望者が増えている。若い人も多い。
□ やはり農地の確保が最大の参入障壁である。起業当初五年間のランニングコストの融通も課題。
□ 実は、さいたま市は農業が盛んで、定評がある。比較的後継者が多い。
□ さいたま市の農業は物流環境に恵まれている。殊に若い就農者の野心的な取り組みが盛んである。
□ 都市型農業の課題として農薬散布のリスクを考えなければいけない。とはいえ、農薬は必要不可欠。世界67億人の食料需要を満たす為、あるいは我が国の食料自給率にしても、農薬無しには語れない。(小林教授)

<参考>ノート1ノート2ノート3
今年期参加者属性(重複)※本市援農ボランティア事業が想定するのは、職業農家に対するボランティア派遣要員の育成

□ 女性*6

□ 男性*4

□ 前年期参加者の欠席回補習として*2(修了要件/単位枠毎)
第二種兼業農家バジェット・シミュレーション※但し、市場出荷価額ベース(直売価額のおよそ半値水準)で試算

平成26年度 見沼グリーンセンター 梨園場

試験課題名:梨の側枝(そくし)更新技術について

梨木が連結されて側枝が更新中/いずれ途中の幹を切り落とす案配
  

平成26年度 見沼グリーンセンター 梨園場

試験課題名:梨の側枝(そくし)更新技術について

担当:園芸係果樹担当

試験期間:平成26年度~27年度

試験内容:梨の実をつける枝{側枝(そくし)または結果枝(けっかし)といふ}は、1本の枝を数年使ったら元から切り落とし、近くにある新しい枝を代わりに使う(更新する)ことで、品質の良い実を多く生産できます。結果枝が古くなると、太くなりすぎたり、実がなる部分{(単果枝(たんかし)}が欠けてしまうことが多いため、それを順次更新していくに当たり、代わりの結果枝として利用できる新梢を計画的に生やすための方法を調査します。
ここでは、古い枝の元の部分に行う処理{切り落とし、芽傷(めきず)、環状剥皮(かんじょうはくひ)}を変えて、新しい枝がどれだけ発生するか比較調査を行います。

供試品種:(ジョイント仕立て)幸水、彩玉   (3本主枝仕立て)幸水

調査方法:
①満開7日後、5mm幅で環状剥皮(剥皮区)
②2月下旬に側枝の最基部の潜芽の先端側に2cmの芽傷処理(芽傷区) …ジョイント仕立てのみ
③冬期剪定時、側枝を切り落とした切口(せん除区)
④無処理の側枝(無処理区)

試験規模:(ジョイント仕立て)1区4本 1反復   (3本主枝仕立て)1区6本 3反復

調査内容:落葉後、新梢の発生数、基部径、枝長を計測。せん除区以外は、収穫期に、1果重・地色・硬度・糖度・pHを計測。


                                   



専門講座  平成27年4月21日(火) 野菜  土つくり、種まき
       ジャガイモの間引き 
13時半から16時まで(17時まで延長)







専門講座  平成27年5月12日(火) 野菜  茄子、きゅうりの土つくり、移植(定植)
       トマトの土つくり、移植(定職) トウモロコシ間引き 
13時半から16時まで(台風接近により15時半で解散)

 ⇒ 参加者が農作業になれてきたため、作業スピード↑up








専門講座  平成27年5月19日(火) 果樹  ぶどう 摘曹(摘房、花房整形)
      畑の雑草刈り
定時

1.摘房

 着果過多は、着色、糖度、果粒肥大など果実品質低下の大きな原因となります。また、樹勢の低下や翌年の結果母枝の登熟不良にもつながり、次年度の生産にも影響する為、収穫までに、樹の生育に見合った着果数まで段階的に数を減らしてゆきます。
 しかし、ぶどうは開花前に樹にストレスを与えると生理落果(花ぶるい)が起こりやすいため、様子をみながら行います。種あり栽培の場合は、着粒が確認されてからで良いです。また、種なし栽培の場合は、開花後15日くらいまでに、目標着房数の1~2割増しくらいまで摘房しておきます。
 着果位置や着粒の程度をみて、より良い房を残すようにします。

新梢の強さと着房の目安 
□ 葉数20枚以上で伸びの良い枝  2房
□ 葉数10~20枚程度  1房
□ 葉数10枚以下 0房 
(葉数8~10枚程度の弱い枝に着果させる時は、2~3本に1房とする) 

目標収穫と着果量(例)※損益分岐点(近似)
10aあたり目標収量 平均房重 1坪(㎡)あたり 10aあたり
1,050kg 350g 9~10房(3房) 3,000房
着果量は、前年の反省をもとに加減します。

   

さいたま市援農ボランティア講座/農業研修

花穂整形(花房整形)
   

ぶどう課題(感想)
□ 細かい作業の自動化が難しく、手作業が大変である。

ステンレス製三角ホー/

 雑草刈り(「掘るのではなく切る」)

 


見沼グリーンセンター 周辺 お散歩

     


専門講座  平成27年6月2日(火) 野菜は小林教授  土つくり、移植(定植)、管理収穫調整
   さつまいもの根付、キュウリ支柱立て、じゃがいもの収穫・調整、とうもろこし追肥、枝豆の間引き
定時(予定消化できず、持ち越し)

<キュウリ>
1.仮支柱を地面から抜いて、本支柱を立てる。
2.横棒を通して、紐で固定する。
3.(半)合掌を斜めに固定して、紐で支柱に括る。間隔をあけて合掌を両側に接合する。
4.ネットを張って、支柱構造体に接合する。

<さつまいもの根付け>
黒マルチを張り穴をあけ、割り箸を用いて差し込む。今回はセオリーとして斜め45度に差し込み、実験として5本は縦(垂直)に差し込む。若干根本が立つように、土をかぶせて軽く押さえてあげると良い。

もう食す事のできそうな茄子を見ユ。('¬')〆~~

     

器量の良いじゃがいもの収穫に色めき立つ筆者(’¬’)ゞ

         


専門講座  平成27年6月9日(火) 果樹(ぶどう)  摘粒
野菜  ナス一番果摘出、手入れ、キュウリ誘引、枝豆の間引き
定時

            


専門講座 平成27年6月23日(火) 野菜  中間管理(支柱立て、除草等)、土つくり、種まき
  野菜  ナス支柱立て、キュウリの誘引、整枝、別棟キュウリ収穫、ニンジンの播種(赤・黄・黒の三種)、収穫(ナス、キュウリ、ジャガイモ)
  定時 /作業快調、夕立雷雨要警戒の様相

人参の播種(赤・黄・黒の三種)
    

市職員内藤氏のミニ講義(立ち話)「黒い人参はメソポタミア文明発祥の人参原種に近い品種で甘味。メソポタミア人参は、後にアングロサクソンに伝わり、赤や黄色に品種改良されたのだった」。

人参ベッド保湿(黒マルチに穴をあけ、その上から新聞紙、更にネット)
 

ジャガイモ収穫


茄子支柱立て、横紐一列張り(次回二列張り)
 

キュウリ整枝等手入れ


別棟のナスとキュウリを収穫しました。


専門講座  平成27年7月7日(火) 野菜  収穫調整、中間管理(誘引、剪定)
野菜  枝豆、とうもろこしの収穫、なす、きゅうりの誘引、剪定、雑草刈り
定時

さいたま市立中学校の生徒4名が「ミラクルワーク」※として15時まで参加 ⇒ トウモロコシ、ナス、キュウリ収穫体験

※さいたま市中学生職場体験事業「未来(みら)くるワーク体験」

            


専門講座  平成27年7月21日(火) 野菜  野菜中間管理(追肥、土寄せ) 播種
野菜  ブロッコリー、キャベツの播種 里芋の管理 トマト、キュウリ(発育不全)の手入
      野菜  ニンジン種まき(再) ナス収穫 枝豆収穫
17時過ぎまで残業 うだる猛暑の対策が必要

6月の日照不足、直近の台風通過等が重なり、コンディション悪し

      

□ トマト発育不良 青枯れ(症状≠原因※ウィルス、細菌…etc.色々)≠青枯れ病

 

□ キュウリ発育不全(何らかの病気)

□ 人参は発芽不良にて、種をまき直し

 

□ いつもの楽しみ(笑) ナス収穫 枝豆収穫

   


専門講座  平成27年8月4日(火) 花卉  花壇用バンジーの播種
野菜  ブロッコリー播種(再) ナス・キュウリの誘引等の中間管理や収穫、ニンジンの間引き
定時 雷鳴を認め、すみやかに片付け解散

 

今回の花卉講座は、新進気鋭の内藤氏(二年目市職員)による座学から、

パンジーは参入障壁(初期投資費用)が低いが薄利多売との事、たくさん作ってより多く売るビジネス!(これには主に需要側のマーケティング余地がありそうだ…。)
なかんずく産業としてみた花卉の分野は、我が国農業においては割と軽んじられてきた感が否めず、これからの伸びしろが期待されよう。
但し、花卉農家は腕にさえ覚えがあればこそ年収10億円プレイヤー!が芋の様にゴロゴロ散見される様な、新規参入者にとっても有望な参入領域であるとの事、



肝心の援農ボランティアに対する要請は少なかろう、況や腕の良い花卉農家は大金持ち哉、∴有償(経費)で人を雇うはずだからです…、

ブロッコリー(再)と花卉パンジーの播種

さいたま市立中学校の生徒4名が「ミラクルワーク」※として15時まで参加 ⇒ ブロッコリー、パンジーの播種体験

※さいたま市中学生職場体験事業「未来(みら)くるワーク体験」

いつもの農場へ…うだる猛暑だが、みな頑丈

ニンジンは発芽不良だが様子を見、それにしても難しい…

ナスとキュウリを収穫、…台風対策もかねて頭の重そうなナスの列の脇に支柱をさそうと試みるものの、土が乾き切っており不可、延期…-_-

   

巨大キュウリ

 

サツマイモ脇あたり、雑草ボーボー…



作業スペース確保のためにもきれいにかりました

いつもの収穫品分配('¬')ゞ


専門講座(野菜): 8月18日(火)
研修内容: 土つくり、播種、移植(定植)
詳細: 白菜の播種、キャベツ・プロツコリーの移植(定植)、防虫ネットの被覆、ナスの収穫、ナスの剪定、ナスの台風対策、キュウリ棟撤収
本日は晴天なり 風が吹いて猛暑日より涼しい 秋が近付いている気配

(閑話休題)

私事、今般、島忠に長靴を買いにゆき、迷っていたら3分遅刻(-_-;

本日の座学は小林教授(ダンディー生き字引)
※いつもの会議室(中)はプロ農家(偉い人たち)の用事が入ったので、今日の講義は絨毯部屋の奥部屋(泥足厳禁)にて
( ..)φメモメモ

移動…

外は割と涼しい('◇')ゞ

ビニールハウス内にて白菜二品種(ロング・テール)、播種 (写真撮り忘れ)

新進気鋭(二年目)の市職員、内藤さん(将来有望)による白菜についての説明があり、

□ かつて一世を風靡したベストセラー品種で、黄色の菜っ葉、丸くならず(開いたまま)運び辛いが味が好まれる(ロング・テール)品種
□ 白色の菜っ葉で、丸まって、つとめてロジスティクスに馴染む品種、味は中庸?収穫したら食べてみたい

ロジスティクスが売りのさいたま農業ですから、この題材は研修に馴染むと思われ、

そして圃場へ…

里芋は昨日の大雨で冠水して奮い立つ感じ、
※そびえ立つ里芋の図、元気です

 圃場全体のコンディションとしては「まぁまぁ」前回の雑草刈りが功を奏している感じでしょうか、

奥のサツマイモは問題なさそうだが、冠水の影響は如何、

ニンジン棟の手前品種発芽(-_-
但し、中程の黒ニンジン(メソポタニア原種に近い)より奥の品種は発芽不良の様相…異常気象とはいえ、ナーバスである

ナスの収穫 こちらは苗がよろしいのか何度か目の豊作である(F1大当たり!?)

   ナスの剪定、光合成一系統につき芽を二か所残してカット(葉はなるべく多く残す)
(小林先生の剪定実技は端的でわかりやすく、斜め上45度から動画で撮って配信したい気分になる)

台風が接近しているという事で、台風対策

台風(強い南風)による被害が予想されるので、今回はナス棟の北側に、南風に対して相対角度a度(90+a度)に支柱を立て、元から立っている垂直支柱に結合し、剪定済みのナスの枝部に結合する。
※解説図は画像をクリック

キュウリ棟は撤収(支柱、網、黒マルチ撤去)※写真は無い

※巨大(前回収穫より)

キュウリ君、さようなら永遠に…-_-


<<折り返し地点>>


□ 引用・参照資料(公開目的): 調査研究の用に供するフェア・ユース言論の用に供する論評、公益の用に供する公正な慣行に合致するクリエイティブ・コモンズ表示

□ 文責: 町田正(MACHIDA, Tadashi.)/さいたま市民/平成27年度援農ボランティア研修生/連絡先: メールアドレス


専門講座(花卉): 8月25日(火)
研修内容: 土つくり、植替え
詳細: パンジーのポット上げ用上調整と植替え

パンジーの鉢上げを予定していましたが、パンジーの生育が予想より遅く、
またブドウの成熟が例年より早いため、講義内容をブドウの収穫、キャベツ・ブロッコリーの鉢上げに変更との事。
その他、除草など畑の作業。※雨天中止

巨峰(糖度18度クラス)1kg + 一房 お持ち帰りぃ(’¬’)ゞ
    

箱詰め(1箱 ≒ 1kg)作業※市中では高価なお品で御座います。
    

岩槻なす(種取り用栽培)
    
種子取り用に選別された個体を残し、その他を除去(収穫)します。

ブロッコリー、キャベツの鉢上げの様子 
 
鉢上げ前、シンクイムシに喰われた(左)ので、鉢上げ後のビニールハウス内ではより入念な対策(防虫網)を施しました(右)。

岩槻ナスお持ち帰りぃ('¬')ゞ
※毎度毎度の収穫で家族に喜ばれる案配で御座います。

 ⇒ 雑感: 元から意識の高い受講者の方々でしたが、折り返し地点を過ぎていよいよ「様になってきた」感があります。(筆者のぞく)


専門講座(野菜): 9月1日(火)
研修内容: 土つくり、播種、移植(定植)
詳細:  ダイコンの播種、白菜の移植(定植)

雨天延期※雨天により畑の状態が悪く、また今週中も雨天が継続すると良くないので、 ⇒ 9月10日(木)へ順延 


専門講座(果樹): 9月8日(火)
研修内容: 収穫調整(8/25済) ⇒ 鉢上げ
詳細: ぶどう(8/25済)  ⇒ パンジー

雨天決行!※定時

市職員内藤氏による講義 長雨対策(埼玉県農林部資料
1330 - 1400 -
 

1410 - パンジー鉢上げ(3種)チェリー/ブルーハワイ/パイナップル

    

※台風接近の様相、次回延期の公算大


専門講座(野菜): 9月10日(木)
研修内容: 土つくり、播種、移植(定植)
詳細:  ダイコンの播種、白菜の移植(定植)

雨天延期 ⇒ 9月18日(金)へ順延


専門講座(野菜): 9月18日(金)
研修内容: 土つくり、播種、移植(定植)
詳細:  ダイコンの播種、白菜の移植(定植)

圃場水没 ⇒ 9月24日(木)へ順延


専門講座(野菜): 9月24日(木)
研修内容: 土つくり、播種、移植(定植)
詳細:  ダイコンの播種⇒移植(定植)、白菜の移植(定植) 、ブロッコリーの移植(定植)

本日参加者5名(50%)+遅刻1名
人手が足りず、大根の作業は順延の見込み…

小林教授による座学
□ 大根について

□ 援農ボランティア講座(STEP1)修了生の今後の活動について
 ⇒ STEP2へ進んで頑張っている人がいる(最長17年選手)

さいたま市見沼グリーンセンター農業研修STEP2とは

□ STEP1修了生を対象にした区画農場の貸し付けによる農業研修

 ⇒ 栽培資材や肥料等は自費にて調達
 ⇒ 農地貸付は無料
 ⇒ 3か所の圃場を対象として、3チームを編成して自由に農場をマネジメントする。

※但し、市民農園区画の貸付状況により、圃場の使い方に変更が生じる可能性(見沼グリーンセンターは様々な市民向け事業を展開している故)

曇り - 圃場へ -

 水没した圃場は粘土質の様相を呈する…※水が引いてから2回トラクターを入れても、このあり様

残念なニンジン※手前品種のみ若干数発芽の様相

15時過ぎから本格的な雨模様となる…

黒マルチ+防護ネットで万全を期す…

参加者(セミプロ)の一人と就農について議論(立ち話)

□ 当面の就農は5a以上を要件としており(遠い目)、なかなか農地の確保が難しい、
□ 農業に対する熱意や技量はあるが、いざ「農業で食う」となると、就農は色々と参入障壁が高い、
 ⇒ 趣味や小遣い稼ぎ程度の農作業と、家族の生活を賭けた農業との(敷居の)差異

□ プロ農家は偉い、半端な仕事じゃない、

□ 農業は人手が大切、(ぐったり)

大根の移植(定植)は来週に延期…

参加者(女史)曰く、

□ スーパーの店員さんに野菜について文句など言わなくなりました。(農家の苦労がわかる様になったから)

何某なぞ宣ふ、

□ けれども、かなりマージン抜かれてます。(某)

秋の気配を感じる夕暮れのシチュエーション


専門講座(野菜): 9月29日(火) 快晴 風
研修内容: 土つくり、播種 中間管理
詳細: ホウレンソウの土つくり、播種 ダイコンの間引き⇒移植(定植)、ブロッコリー、キャベツの追肥、除草等、防護ネット設置
 + 土つくり、播種(大根、ブロッコリー)  :定時

小林教授のご講義、次回は年明け

本日参加8名、15メートルのリッヂを*三列造成 粘土質な土壌に手間取りながら、
   
黒マルチ、ダイコン、ほうれん草、ブロッコリーの播種、防護ネット(コスト高)

  

軽く議論なぞ、

□ 我が国野菜自給率は80%程度ありけり、

□ 数字はつとめて食料自給率(カロリー・ベース)算出の仕方によりけり、酪農(飼料、主にとうもろこし)を含めると一気に30%台に落ちる。

そこで小生アジテーションをぶちたがる、

□ トウモロコシ(の輸入)は、工業製品(の輸出)とバーターでしょ?チャンチャン

新進気鋭の市職員(二年目)内藤氏、次に川口にて会議…というかミーティングのアポイントにより急ぎ足~(; ・`д・´)


専門講座(花卉): 10月20日(火)
研修内容: 土つくり、移植(定植)
詳細:  バンジーの移植(定植) キャベツ播種(再)/追肥/防護ネット ダイコン間引き 

/新進気鋭の市職員、内藤さんの土壌学/土性講義

アレーニウス(アレニウス)氏表/土壌判定※土壌統図/土壌情報閲覧システム

/見沼は(CL)≒粘土質、水を含み、田んぼ向き/千葉は(SL)≒水はけが良く、畑向き

🐛🐜🐝🐞パンジーの苗置き場の下、ゴキブリ大量徘徊…-_-
/ツマグロヒョウモン/チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科
ナメクジに女子悲鳴(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

パンジー定植 ⇒ 正門時計台へ

/機械時計は故障、撤去…、真ん中の穴に樹でも植えると良さそう。

 /良い案配、育てばきれいになる、と。

/圃場へ

  

🐛🐜🐝🐞ブロッコリーは虫に喰われ/防護ネットの下(土壌から)侵入の様相 ⇒ 市職員、農薬散布の予定

キャベツ播種(再)/追肥/防護ネット
 

大根の間引き/ダイコンの葉収穫('¬')ゞ

専門講座(野菜): 10月27日(火)
研修内容: 中間管理 収穫調整
詳細: ニンジン、大根の生育状況確認 サツマイモ・キャベツの収穫 、ナス撤去

新進気鋭の市職員、内藤さんの講義

 圃場へ

里芋
 ナス撤去/秋茄子は…

    
さつまいも収穫

芋づる式!

  

後日談: 今回収穫したサツマイモは、家族に不評でした…。さつまいも 薩摩芋


新進気鋭(二年目)の市職員、内藤さんがこのページを発見した様です。(Google先生)

専門講座(野菜): 11月17日(火)
研修内容: 収穫調整
詳細: 里芋、白菜、キャベツ、プロッコリー、ダイコン、ニンジンの収穫

    

さいたま市立中学校の生徒(全員女子)が「ミラクルワーク」※として15時まで参加 ⇒ 雑草刈り/収穫体験 ⇒ 大根、白菜お持ち帰り!

※さいたま市中学生職場体験事業「未来(みら)くるワーク体験」出先は希望制、一番人気はパン屋などの「食べ物関係」(女子談)

   

ニンジンが発芽した!視認およそ6割程度/メソポタミア古代種も若干出てる。

       

 外側の葉っぱは撤去…、食糧難の時代ならば食べるだろう。

実習圃場に隣接した市民農園では、お若い女性二名がそれぞれ区画農場のお手入れをされていました。いまどき農業女子トレンドの様相を認ム、

       

いまどきトレンドらしい、野鳥の会ブーツ

  

 ⇒ 里芋!
      

この圃場の土壌(アレニウス氏表 C - CL)では、先週の薩摩芋は向いていないが、里芋の栽培には適している。※私見
アレーニウス(アレニウス)氏表/土壌判定※土壌統図/土壌情報閲覧システム

 器量の良さげなダイコン収穫

 いよいよ残りの実習も少なくなってきた頃合い、少しだけ「寂しいね~」なぞ宣ひながら…、

帰路、持ちきれない収穫物を満載して、農業女子らをクルマでお送りしました!


新鮮で美味しい!


専門講座(野菜): 11月24日(火)
研修内容: 土つくり、播種
詳細: 小松菜播種、トンネル、ダイコン収穫、ホウレンソウ収穫(間引き)、雑草刈り

 
  

ニンジンの収穫は次回

  ダイコン収穫

雨で湿った圃場(C - CL)を耕す
   

農家は、メカ(機械)にも明るい必要がありそうです…、化学、メカニック…etc. 職業農家はマルチな科学者の案配、本当に偉大な人々です。

リッジ、小松菜の播種、ビニールをかけ保温する。
  

 ホウレンソウ収穫(間引き)


この研修を通じて、職業農家の偉大さを理解できた事だけでも、他では得難い「収穫」と相成った今日この頃です。

専門講座(野菜): 12月8日(火)
研修内容: 収穫調整
詳細: 各種野菜の収穫調整

JP宇都宮線で人身事故のため、ダイヤが乱れる。最近、電車がよく止まります…。

圃場へ…、長かった実地研修も今日で一区切り。

  

二種類のキャベツを大量に収穫。

/こちらの個体は普通のキャベツ。

/QUIZ: さて、この長細いキャベツの呼称は何というでしょう?

 /ブロッコリー

 /ダイコン

/勿体無いが(かさ張る)葉を捨てる

   /大根、ホウレン草、ブロッコリー、キャベツ、人参なぞ給ふ、

※一本だけ収穫出来た、黒い人参: メソポタミア原種

(残したブロッコリー以外)収穫を終えた圃場は、念入りに雑草刈りをして、しばらくの間、天日に干します。

これにて研修の実地作業はひとまず終了となり、圃場は来期に向けて引き継がれます。皆さま、長い間ありがとうございました!

皆々様方におかれましては、どうか良いお年をお迎えください。

専門講座(野菜): 1月19日(火)
研修内容: 専門講座の復習
詳細: 各種野菜のおさらい

本日は、座学。ダンディー小林教授の講義は、いつもの中会議室です。


<目次> <目次>


廊下の販売コーナー
お会計は奥の事務所にレジがあります。

見沼グリーンセンターで試験した

リーキ(西洋ねぎ)です。

熱調理で甘味が強くなるので
グラタンやスープ等で用いるのに適しています。

緑の葉は硬いので生食には向きませんが、
スープの出汁をとるのにお使いいただけます。

見沼グリーンセンターで試験した新しい作物(商材)との事。なるほど、これは目の付け所が良さそうです。なぜなら…、
強い品種で比較的育てやすい。需要としてはニッチだが、未だ生産者は多くなく、単価は悪くない(伊勢丹でも良いお値段)。
∴マーケティングの出来る方、販路に目途が付く方、あるいは営業の得意な方ならば、生業として成立するかもしれません。


お隣(大会議室)

講義後(1600 - )希望者は圃場にてブロッコリーの収穫作業。私事、今般、あまりに風が冷たく、寒すぎるので辞退!

<<修了要件(22/24)を満たす: 暫定>>


専門講座(農家研修): 2月16日(火)
研修内容: 農家による講義
詳細: 花卉生産農家の経験談

お花のコンテスト品評会で「農林水産大臣賞」の常連として有名な、プロ中のプロがお越しになりました!

「葉っぱの割りに花が大きい」とよく評される事の多いという見沼膝子の花卉農家さま。

労働力は、ご本人、奥様、御子息とその配偶者、パート雇用、

販売ルートは、

1.注文 60%(≒信用) 市内公園、学校の花壇など
 ⇒ リピーター、公共事業

2.直売 30%(≒ブランディング/ネーム・バリュー) 農協直売所、他
 ⇒ リピーター

3.市場 10%(≒客付け探索)

∴ 経営の中身は「信用取引」が中心との事、

出荷(FAX) ⇒
   ⇒⇒ 市場(INTERNET)
      ⇒⇒⇒ 即売り切れ:花屋さんの仕入れなど(B to B)/このフェーズで売り切れないまま市場のセリにかかる様では「二流のそしりは免れない」とは高みを極めた達人の弁。

※Webの登場により、取引相手の探索は容易であるから、良いプロダクトをつくり出す事こそが重要、とは達人の弁。

注文生産による安定出荷(収入)の実現、信用創造に依りて、合理的かつ計画的な経営管理を達成している。(単価)TOPレベルの好循環インフレーション・サイクルを維持。

品種改良、ハウスを活用し、ニーズ(需要)に密接したプロダクト(供給)を機動的に実現。

企業秘密(の一部)を公開: 土つくり(育苗)、小さい苗を豊かな土の中で育てる事。
代々の農家で広い田んぼを保有しているが、いまは完全に花専門で経営を行っているので、田んぼの方は近所の人に貸している。
バーターでもみ殻、米ぬかを手に入れ、野田の競走馬の糞、鶏糞、落ち葉などを混合し、2年かけて土を熟成する。※普通は半年程度

五年程前より、特に夏の気温が上がり、育苗に支障をきたす場合がある。
軽井沢など標高1千メートル以上の高地にて、日よけさえすれば、風通しと涼しい夜間の気候を利用して豊かな育苗が可能(機会外注)。

御子息のお嫁さんは渋谷のお嬢さん、自然が大好きで農業を勉強していたところ、大学でご子息と出会い、先方の親御さま方「娘の決めた事だから」と認められ、晴れて永久就職の運びとなる。
花卉農家さま、ながくセレブな青山界隈の花屋さんにもプロダクトを卸していたところ、その事を知らずに偶々花屋さんでご覧になったお嫁さんが「(義理の)お父さんのお花が置いてあると思った」と見事に言い当てたという逸話を語る達人。とてもうれしそうだった。ご当主に気にいられたお嫁さん、幸せですな~。農家安泰。

セレブ御用達の青山界隈に取引があるとは、さすが信用があります。ご縁を呼び込んでいる、そんな感想を持ちました。

贈り物としての花卉は、

1.届いた時「ありがとう」と電話が来る、
2.咲いた時「ありがとう」と電話が来る、

二度おいしい、コミュニケーションとしても優れている。さぁ、お花を送りましょう!(ステマ)

講師の花卉農家さま、農業委員をお務めとの事で、農業政策などについて議論を深めました。


専門講座(野菜): 3月8日(火)
研修内容: 土つくり、播種
詳細: ジャガイモの土つくり、播種

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修了式: 修了証書の交付、ボランティア登録申請書等の説明

<見沼グリーンセンター長より授与>


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いまどきトレンドらしい、野鳥の会ブーツ

  



□ 引用・参照資料(公開目的): 調査研究の用に供するフェア・ユース言論の用に供する論評、公益の用に供する公正な慣行に合致するクリエイティブ・コモンズ表示

□ 文責: 町田正(MACHIDA, Tadashi.)/さいたま市民/平成27年度援農ボランティア研修生/連絡先: メールアドレス


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